ダブルコラプションについて　ポケモンエメラルド　ザロクバグ

【ダブルコラプションとは】

原料となるポケモンの性格値かID値をタマゴバグを使用した破損行為によって生成されたタマゴに再びタマゴバグを実行することで、まだ破損していないもう一方の値を破損させて性格値とID値の両方を結果的に破損させ、任意のポケモンやアイテムを生成するバグのことです

ダブル(2重)コラプション(破損)という意味合いです

ダブルコラプションの実行の際は、タマゴがボックスの中で孵化する為タマゴを通常のプレイで孵化させた場合とは違い、ステータスや所持アイテムなどのデータの初期化や上書きがされません
つまり、これらを利用して最終的な目的である、任意のアイテムを所持したポケモンや努力値の振られたポケモンなどの生成しようということです
しかし、データの初期化や上書きがされない都合上、生成するポケモンのニックネームや親トレーナーの名前は原料となるポケモンから引き継いでしまうので、それらにこだわるのであれば、乱数を使用して原料となるポケモンを入手しなければなりませんので、主にアイテムの生成や各世代の孵化を利用した個体値厳選に使うのがよろしいかと思われます

【ダブルコラプションの実行手順】

ダブルコラプションは、タマゴバグを2回連続で実行するのとほぼ同等である為、したがって通常のタマゴバグとほとんど手順は同じです

1.原料となるポケモンをタマゴにする為の1回目のタマゴバグを実行しますが、原料となるポケモンや補助ポケモンのボックス配置などは全て通常のタマゴバグと同等です

破損させる値は性格値とID値のどちらでも良いです

原料となるポケモンがダメタマゴ以外のタマゴに変化していれば1段階目の破損は成功しているので、この時点でレポートを書きましょう
ただし、性格値とID値のどちらが破損しているタマゴなのか分かるようにしておかないと二度手間ですので、マーキングやボックス名を変えるなどして必ず分かるようにしましょう
タマゴの見た目だけでは、まず分からないので孵化できるならば孵化をして中身を直接確認するのが、最も安全かつ確実です

2.生成したタマゴの性格値またはID値の破損していない方を破損させる為に、2段階目のタマゴバグ(ダブルコラプション)を実行します

タマゴや補助ポケモンのボックス配置は前回のタマゴバグの記事と同様に、タマゴはボックス2の24番目、補助ポケモンは23番目に配置しましょう
ここで重要なのが、ボックス操作時のタマゴの移動方法で、手順通りに移動させないとフリーズしたりします

3.ボックスを開いて、タマゴを移動させます

今まではボックス2の1〜24番目全てに原料となるポケモンまたは補助ポケモンをボックス配置をした後タマゴバグを実行するなどして、タマゴが24番目以外に生成されたときにそのタマゴを24番目に移動させる必要があり、移動させる手順など一切無かったので、非常に簡単でした

しかし、今回の場合タマゴを普通に持ち上げて置くと、ボックスのHP回復機能によってそのタマゴが覚えている技のPPが変わってしまう為、ダメタマゴが生成されてしまったり、生成する予定だったポケモンとは違うポケモンが生成されてしまう場合があります
タマゴを持ち上げたときにカーソルを複数選択モードに切り替えます

「ボックスをせいりする」を選択して、SELECTボタンを押すとカーソルが黄色になるので、それが複数選択モードの状態です

タマゴを複数マス同時に選択してから持ち上げて移動させることでこれを回避します

PPの理由で、このタマゴのコピーを取ることは現状ではおそらく不可能です(タマゴバグに使用できなくなってしまいます)

ダブルコラプションに成功すると、性格値とID値が共に破損した任意のポケモンが生成されます
任意のポケモン・アイテム(アイテムを所持したポケモン)が生成されていれば終了ですが、条件によってはタマゴが原料となるポケモンへと戻ってしまうことがあります
その場合はリセットして始めから実行します

下記のリンクはダブルコラプションにとても役立ちます

是非活用してみてください

第3世代内部番号リスト(ポケモン)

https://m.bulbapedia.bulbagarden.net/wiki/List_of_Pokémon_by_index_number_(Generation_III)

第3世代内部番号リスト(アイテム)

https://m.bulbapedia.bulbagarden.net/wiki/List_of_items_by_index_number_(Generation_III)

個体値検索ツール

https://yakkun.com/dp/ic.htm