年末に捨てられなかったものを断捨離しよう
【断捨離とは】
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法（ぎょうほう）である断行（だんぎょう）・捨行（しゃぎょう）・離行（りぎょう）に対応し、
断：入ってくる不要な物を断つ
捨：家にずっとある不要な物を捨てる
離：物への執着から離れる
という意味がある
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である
ヨーガの行法が元になっているため、単なる片付けとは異なるものとされている
「断捨離」という言葉は作家のやましたひでこ氏が出版した『新・片付け術 断捨離』及び同氏が提唱した言葉で、2010年には新語・流行語大賞にノミネートし、一般的にも広く知れ渡る程の影響力がありました
〈断捨離の商標権〉
特許庁は、書籍や電子出版物などの商品において「商標が…著作物の…一定の内容を明らかに認識させるものと認められる場合には、商品の『品質』を表示するものと判断する」としている
やました以外の誰であっても「断捨離」の思想及びやましたの所有するブランドを説明する趣旨で「断捨離」の語を使用することに対し、いかなる場合でも商標権の効力は及ばない
例として、電子出版のプラットフォームや書籍リーダーの「ブランド名」として「断捨離」の語を使用することはできないが、書籍などのタイトルとして「断捨離」の語を使用することは可能である
やましたは自身のウェブサイトで「断捨離」の語を商用利用することを禁じているが、個人的に断捨離体験を語ることは認めている
しかし商標法においてはそうした行為を禁止することは不可能であるし、やましたの許可を得る以前に認められているということになる
現代において「断捨離」は"片付けること"という意味合いが強いですが、断捨離とは物を"収納"するのではなく"処分"することで部屋を整理整頓することなので、従来の片付け方とはちょっと違うのかもしれません
現代において、「断捨離」というのを「部屋の片付け」として解釈しても間違いではなく、むしろ「部屋の片付け」としての意味が強いとも言えます
【断捨離を実践しよう】
最も単純なやり方としては、「必要無いものは手放す」ということです
このやり方を実践すると、思いの外自分が今まで使っていなかったものが沢山あることに気づけますが、自分が使っていなかった物が沢山あることを自覚されられた上で物を捨てるのは、物凄く惜しく感じてしまい、必要無いと分かっていながらも捨てられないという状況に陥る方もいるかと思われます
それが、最も単純なやり方の最も複雑なポイントだと思います
しかし、攻略法はいくらでも見出せますし、自分で考えた方法で断捨離してみても、充分対策はとれるかと思うので、基本的に自分の性格に合った方法をすることで無理なく無駄なく無茶をせずに実践するのが良いです
しかし、必要ないものだけ捨てるというのもなかなか難しいと思いますし、本当に必要ないものであるのか、という判断をしなければなりません
その為、他人に譲ったり、フリーマーケットアプリを介して売るなどして「手放す」ことを心掛け、それでも必要とされなかった物を捨てると良いでしょう
このやり方のポイントは、他人に価値を決めてもらうということで、重要性の判断と精神的な負担の軽減をしつつ片付けられるというのがあります
このように、やり方は人それぞれなので難しく考えなくても良いと思います
【ミニマリストとは】
近年では、敢えて物を持たないあるいはごく少数の物しか持たない「ミニマリスト」と呼ばれる人々がいます
断捨離は物が有ることでやる必要性が生じてきますが、物を持たなければそもそも片付ける必要がありません
つまりミニマリストのメリットとしては、
- 部屋の片付け作業が楽である
- 物に対する出費を減らせる
- 引越しの際、持ち物が少なくて済む
ということが挙げられます
反対にデメリットとしては、
- 必要な物が必要な時にないことがある
- 生活が不便になりやすい
ということが挙げられます
筆者は「ミニマリスト」とDuckDuckGoという検索エンジンで検索したところ、
関連ワードに酷い悪口のような文句のような、そんな感じのワードが付いているように、ミニマリストのイメージが案外こんなもののようです
もし、実践するにしても他人に押し付けたり、他人の物を勝手に捨てたりするのは、絶対にやめましょう
あまりのめり込む過ぎず、適度に断捨離して部屋を掃除するぐらいがちょうどいいと思います
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